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--- one day ---

男は、毎日繰り返される電車移動は小説を愛する時間としていた。

ある日、男は小説を愛する時間に小説を開かず、流れる窓の外を眺めながら数日前に聞いた言葉に注意を傾けていた。


彼女は言った。

惰性で良いから毎日描くことが大事だよ。
もとより、描くことにさほど触れてこなかったきみの右手と脳は、ただでさえ描画に対する感覚を人より遥かに劣っているのだから。


また、別の人によるもうひとつの言葉も反芻していた。

彼は言った。

30秒で模写してごらん。
雑でいいから、30秒で必ず書き終えること。
頭で考えちゃ駄目だ。
30秒×10体。
それを必ず毎日続けること。
スケッチを日常の癖にして、経験不足を補うんだ。



なるほど、と思った。

男は明日、約1年前にやっていたHTMLの講師を再びやることになっていた。
2日間だけ、仕事の合間に授業をやることになっていた。


久しぶりのその環境にたいし緊張を抱いているためか、あまり心地よくは、無い。
しかしそんな余生のわだかまりなど気にしなければいいのにと分かりながらどうしても気にしてしまう人間臭さに苦笑し、明日のことを気にしないようにペンタブを握った。
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2007.05.28.Mon. 23:25 | Diary | COMMENT[0]TB[0]

 

 

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